忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 本そういち氏が描いたマンガ 「ガンパパ島の零戦少女」 。お嬢様小学生:朝子が乗り物と心を通わせる能力を持っていて、零戦五二型のレプリカを得て操縦していくというお話。このマンガを知ったのは、75075830.jpegたまたま寄った大型書店の店頭で第1巻を見かけたものだった。どうせまたパンチラ少女の萌え系の話だろうと期待薄ながらもさっそく購入。  読み始めるとその期待薄は吹っ飛んだ。少女が始めて乗る零戦五二型が、車輪止めをはずしてエンジン始動させて離陸していく所が克明に描かれているのである。零戦五二型と会話しながら要所要所を教わりながら離陸し、その機体特性をも学んでいくお話。離陸させるだけでも二話を費やしている程である。そう、この少女は零戦五二型と会話出来るのである。零戦五二型のしゃべり口調は現代風で、実機が存在した頃の古風な口調では無いけれど、軍用機ファンを刺激するには充分な内容であった。東海地方で製造された機体が多かったので、名古屋弁なんかでしゃべったらもっと面白かったのに・・・とも思った。
 離陸操作を覚えた主人公の前には、同じクラスのアメリカ少女がP-51Dマスタングで現れます。ペイント弾による空中戦が始まる展開に移り変わります。この空中戦の間でも、主人公と零戦五二型は暢気な会話で勝利を得たりして、なんともおかしいです。  第2巻からは、各国の少女が名戦闘機とともに登場してきてレースを展開し0622530_c.gifていきます。さながら軍用機の 「サーキットの狼」 というストーリ重視となりちょっと興味度は下がりましたけど、はちゃめちゃながらなレース展開ながらも各国の名戦闘機が続々登場してきて読み進みました。
 第3巻はちゃっかり大手書店に予約して買い求めちゃう(なんせ発刊数が少ないらしいです)。で、第3巻を手にすると、急な展開でレースを終了して完結しちゃってました、うぅぅ残念。様々な個性を持ったキャラクターとともに数々の戦闘機が登場してきて、もっと 「操縦」 や 「飛行特性」 を描いて欲しかったのに~。  つい最近、また読み返そうっと思って、本棚をくまなく探しても無い。あら?娘がどっかに持って行っちゃったか?まあ良いや。ネットで検索したら、マンガ1巻がWeb上で読めるサイトを見つけましたので、一度読んで見て下さいませ。
  Webマンガアクション:ガンパパ島の零戦少女
 今後、アニメ化されて欲しい一品です。出ないかなぁ、無理か(ーー;)  



 

拍手[1回]

PR

06.jpg 「ストライク・ウィッチーズ」 「ヘタリア」 に続いて、こ のブログで3つ目に紹介するミリタリー系アニメは、ガールズ&パンツァー。  おさっしの通り、女子高生と戦車(第二次世界大 戦時代)を組み合わせたアニメです。茶道や花道と並んで「戦車道」なる女性のたしなみがある世界観で繰り広げられる女子高の必修クラブ活動がアニメの舞台です。今年の10月からTV放映が始まって、「どうせ少年アニメ」と思いながらもみ始めたのであるが、なんといっても戦車のアクティブな動きに見るものがあって、まあ、「イギリスの歩兵戦車(マチルダⅢやクルセーダーⅦ)がそんな速度で走れるわけが無い!」などの突っ込み所もありますが、ストーリテンポも良いので、いまでは放映時間が楽しみな番組の一つとなってしまった。  主人公は、戦車道の流派のひとつ 「西済流38T.jpg」 の家元の娘:西済みほ。なぜか巨大空母に存在する女子高に所属し、普通の女の子とともに戦車道全国大会に出場するというのがメインストーリ。
 主人公が車長を務めるのはドイツⅣ号D型。ドイツⅢ号突撃砲F型やM4シャーマンなんかのメジャー戦車とともに、チェコの38T戦車などちょっとマニアックな戦車もチームメイト車両として出てきて、その独特な操縦席などもしっかり描画されていてびっくり。いきなり最初から、ドイツのキングタイガーや、ソビエトのJS-3などの超強力な重戦車が出てこない所も良いですね。私的には軽駆逐戦車ヘッツァーなんて今後登場して欲しいところです。
 一昔前、「セーラー服と重戦車」なるマンガ本を読んであまり感銘を受けず、戦車に対する興味度も軍用機と比べて低かったのですが、これは楽しみなアニメとなりました。現在5話まで放映済みですが戦車に興味ある方、一度試しに見てください。
 ホントに戦車の動かし方が小気味良いんですよ。パンチラも無いし。
 ガールズ&パンツァー公式サイト からPV動画が見れますし、第1話が無料配信されています。


拍手[0回]


 「ヘタリア」とは、第二次世界大戦におけるイタリア軍の惰弱さを評して「へたれなイタリア」の意で用いられたのを発祥とする言葉。現在ではそのヘタレなイタイアを主人公として、「Axis powers ヘタリア」という国を擬人化したWebコミックで一躍有名な言葉となりました。
 
 ドイツ人が「次はイタリア抜きでやろうぜー」と日本人に言ったという比喩があるように、本当にイタリアはそんなに弱かったのか?
 第一次世界大戦以降、国を挙げての軍事では本当に弱かったです。弱かっただけで無く、ドイツ軍の足を引っ張りまくりました。
 ヘタリアの原因は良く言われるのが、国民性です。イタリア青年男子は旨い物を食って好い女を抱き、個人の英雄欲は強いが組織だった行動は不向き、辛い事は他の誰かがやれば良い、ってな感じです。ということで第二次世界大戦での戦跡を挙げてみましょう。

 1940年6月、英・仏に宣戦布告。ムッソリーノが同じファイズム政権であるドイツの快進撃に刺激され、ドイツに続けとばかり慌てて参戦したものだから、戦争に必要な軍事物資も作戦計画も無く、自らが宣戦したにもかかわらず、10日間ほどは何の軍事行動も取れない。軍事物資を集積させるべきイタリア船籍の船舶は世界中に散らばっていて、宣戦布告して間もないうちにほとんどが連合軍側に拿捕されたヘタレぶり。そして、ドイツ軍に蹂躙され降伏寸前の弱っているフランスに南部国境から侵攻するも逆に反撃を受け崩壊寸前、ドイツがフランスを降伏に追い込むのがもう少し遅ければ、イタリア領内に逆侵攻されるところだった。
 同年10月、21個師団にてギリシアに侵攻。しかし13個師団のギリシア軍に反撃されアルバニアに押し戻され崩壊寸前。この侵攻がきっかけで元々ドイツ贔屓だったギリシアは連合国側へついてしまう事になる。
 ギリシアで懲りたのにも関わらず、再びドイツを出し抜く形でエジプトへ7個師団で侵攻。そしてイギリス軍2個師団の反撃を受け敗走し、なんと13万人も捕虜となるヘタレぶり。
 同月、イギリス海軍の空母アークロイヤルから発進した旧式複葉機ソードフィッシュ21機によって、イタリア国内のタラント軍港が空襲を受ける。戦艦コンテ・ディ・カブールは大破着底、戦艦リットリオ、及びカイオ・デュリオも中破。イギリスの損害は2機のみ。(ちなみに戦艦ローマはこの時タラントに居てません)。
 同年12月、イタリアのエジプト失態を尻拭いする必要からドイツがロンメル将軍率いるアフリカ軍団を派遣し、長くつらい北アフリカ戦線が本格派する。 
 1941年3月、マパタン岬沖でイギリス艦隊と交戦。イタリア艦隊は3隻の重巡を失うが、イギリス側は被害なし。
 1942年、東部戦線にドイツの応援としてイタリア第8軍が派遣されるが、ドン河畔でソ連軍の攻撃をうけ、即座にすべての兵器を放棄して遁走。このイタリア第8軍の敗走により防御ライン全体が崩れてドイツ軍も撤退を余儀なくされる。
 こんな感じでその後もドイツ軍に援護してもらいながらも、シチリア島上陸作戦でシチリア島を失い、1943年9月3日の連合軍のイタリア本土上陸からたった5日後の9月8日イタリア王国降伏。ムッソリーニを投獄したイタリア政府は、イタリア南部に親英米で連合軍側としてドイツに宣戦布告するという事態になる。そして、連合軍側に立ったバドリオ政府と、イタリア北部の山岳地帯でドイツ傀儡化のサロ政権に分裂したイタイリアはダラダラと内戦を行ない終戦を迎える。

 その間、イタリア空軍はなにをしていたか?「ギリシア戦線ではサボイヤマルケッティSM79で連日の爆撃を繰り返し」「北アフリカではフィアットCR.42やマッキMC.202が、連合軍のハリケーンやP-40ウォホークを追い回し」ってな事は全くありません。というか、常に後手の出撃で、しかも少数出撃ばかりですぐに撤退。組織だった航空作戦はほとんど皆無でしたとさ。
 
 
 

拍手[0回]


 娘から「ストライク・ウィッチーズってアニメ、知ってる?」と聞かれた。むちゃ気に入るか、全く気に入らないかのどっちかになると言われて、知らなかったのでググッって見ると、なんと、、、、年甲斐も無く、数日後にはDVD BOXを買ってしまった。

 萌え系少女達が主人公のアニメなのだが、その舞台背景は第二次世界大戦。敵は「ネウロイ」というエイリアンみたいな未知の敵で、各国は人類連合軍として戦うという筋書きなんですけど、かなり私を刺激するミリタリーや元ネタエピソードなど出てきてるし、モデルとなる国に合わせたストライカーユニットや銃を持ってる。



 「アルスナル戦闘機を乗機としてるからこのキャラの出身国ガリアってフランスの事だ。しかしアルスナルなんて通だなぁ」、「お!このキャラはあの国のエースパイロットだ。という事はスオムスって架空の国はフィンランドだな、どうりでこのキャラはサウナが好きなんだ。でもなぜ、オラーシャ出身のサーニャと仲が良いんだろう」、「アメリカネタは陸軍と海軍が一緒だ」などと、すっかり気に入っちゃいました。

 決して美少女パンチラにハマった訳では無いですよ。私的には、トゥルーレこと、ゲルトルート・バルクホルン大尉が一番のお気に入りかな。
 それぞれのキャラクター一覧なるものを、サイトで拾って来たので、拡大して見て見ては?

 テレビアニメ版キャラクターガイド

小説版や同人誌版では、地上戦ストライカーユニットや、もっと古い機体も出てくるらしい。買わなくでは。

 もう一種類、娘に教えてもらったアニメがありまして、「ストラス・フォー」というやつで、こっちは、英国の超音速偵察爆撃機TSR-2試作機を元ネタにして地球に飛んでくる隕石を相手に防空する美少女アニメらしいです。「らしい」というのは、まだあまり面白さが判ってないからです。しかしTRS-2の知名度が学生達に何故か高かったのはこのアニメがあったからと、長年の疑問がひとつ解けました。

拍手[0回]


HOME


 masa206
design&photo by [Aloeswood Shrine / 紅蓮 椿] ■ powerd by [忍者BLOG]
忍者ブログ [PR]
Task-M
Task-M by masa206
ブログ内検索
最新コメント
PR
最新トラックバック
アナライズ
Twitter
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
バーコード
忍者サイトマスター

カウンター